「赤字」そして「その後は」
いまさらシャープの決算「純損失２９００億円」を語っても意味は無かろう。
さてお隣、勝ち組のはずの韓国ではどうだろうか？
韓国の電機大手２社の２０１１年（通期）の決算が１日出そろった。いずれも純損益が悪化し、サムスン電子は黒字が減り、ＬＧ電子は赤字に転じた。欧州債務（借金）危機などが影を落としてパソコンや薄型テレビの需要が鈍り、半導体や液晶ディスプレーの価格が下がったことも響いた。
サムスン電子の連結売上高は前年比７％増の１６５兆ウォン（約１１兆円）で、純利益は同１５％減の約１３兆７千億ウォン（約９千億円）。スマートフォンが好調な通信機器部門は前年より約４割売り上げが伸びたが、半導体や液晶ディスプレーは前年より約１割落ち込んだ。
ＬＧ電子の連結売上高は同３％減の約５４兆２千億ウォン（約３兆７千億円）で、純損失が約４３００億ウォン（約２９０億円）。冷蔵庫やエアコンなど家電の売り上げは伸びたが、スマートフォンなどの携帯端末が振るわなかった。（ソウル＝中野晃）
サムスンはなんとか利益を上げたが、LGは赤字。
そして国全体：韓国の収支はというと？
韓国が貿易赤字に転落…２４か月ぶり
【ソウル＝宇恵一郎】韓国の知識経済省が１日発表した１月の貿易統計によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は、１９億５７００万ドル（約１４９０億円）の赤字となった。
月間の貿易収支が赤字となるのは２０１０年１月以来、２４か月ぶり。また輸出額も４１５億３７００万ドルと前年同月比で６・６％減少した。前年比での輸出減少は２７か月ぶり。
同省では、長引く欧州の財政危機と原油価格上昇の影響だと分析している。
（2012年2月1日22時22分 読売新聞）
韓国のビジネスモデルも限界にきている。サムソンは儲かっているが、貿収支が赤字では韓国民の利益はない。通貨安でも企業は儲からず、国家は赤字だ。
すでに韓国企業は株主は海外なので配当は流出する。
日本の企業も赤字が増加、リストラをするので失業率も上がっていくだろう。来年度の税収は相当ピンチになるだろう。日本国も厳しくなるだろう。
こうしてみると今世界ではいかに「新たなビジネスモデル」を構築するかだろう。トヨタの苦境も一つにはカンバン方式もＩＴ技術の進化でアドバンテージはうしないつつあるのだろう。
こうして考えるとＡＰＰＬＥのビジネスモデルは「凄い」。
確実に「ＳＯＮＹ」のお家芸を駆逐しつつある。
といっても家庭用ではない。これについては、また後日
