「過去の責任」「未来への責任」を取らない日本の経営者

ソニーの次期社長が決まった。この方がソニーを変えられるかどうかはわからないが、私見としては難しいと考える。その理由はストリンガー氏が会長となるからだ。ストリンガー氏は何かソニーを変えただろうか?
悪い方に変えたことしか私には全く浮かばない。この「責任」はとっていない。つまり「過去」の失敗に対して責任は取っていない。
そして後任を据え、自分は会長。これでは「未来への責任」も担っていない。ソニーを変えなければいけないのだ。それは人を切るリストラではなく商品構成をリストラすることだ。そうして意味で責任はとっていないだろう。
 もちろんソニーだけでない。パナソニックもシャープも・・・全く経営者が変わる気配はない。環境の変化に対応出来なかった経営者がそのまま居座る。
 私は日本の家電メーカーは残念ながら「SELL」と判断。2012年度にV時回復できるなら、2011年はこんなに悪くないだろう!とつっこみたい。「円高」「震災」というマジックワードを駆使して「責任」を取らない経営者は、とても一流とは言えないだろう。
 
 日本の電機メーカーはどうやって行きに残るのか?これまでもリストラを続け韓国メーカーにスカウトされ人と技術が流出してきた。これからもリストラを続けれのであれば、本当に世界と戦う道筋が見えない。
 本当に光が見えない・・・・。