ユーロはもう一押し?→その後、一転上昇か?

ユーロが98円に突入し、ニュースが増えてきた。私自身もFXでユーロ・ドル/円のペアでユーロを売っている。おかげで利益が上がっている。
このブログを書き始めた理由も、投資の情報をどのように自分が捉えたかそして見通しが会っていたかを、後日顧みるためでもある。
私の関心は「いつ手じまい、ドテン買いをするか」である。
さて、このニュースを“今”どう捉えるか?
取り立てて新しい見方はない。これから1月2月は欧州各国の国債の償還・発行が続く。危機的な時期である。
国民にとって「ショック」となる事態にならないと、国民の支持が得られず「政治」は踏み込めないのではなかろうか?
とすると、「こわい場面」がくるだろう。

果たしてそれはいつか?1〜3月の間だろう。それまでユーロは上下運動をしながら、下を目指すだろう。
第一の目標値は98円台は到達。100円以下で落ち着いてから、さらに下を目指すに違いない。
ユーロを買っている人がいつロスカットを余儀なくされ悲鳴が聞こえたタイミングが反転のポイントだろう。

ソロス氏「EUの分裂は国際金融システムにとって破壊的」=報道
ロイター 1月6日(金)15時27分配信

[6日 ロイター] 著名投資家のジョージ・ソロス氏は、ユーロの崩壊と欧州連合(EU)の分裂は国際金融システムに破壊的な結果をもたらすことになるとの見方を示した。インドの各紙が報じた。

ビジネス・ライン紙によると、ソロス氏はインド南部の都市ハイデラバードで、「ユーロは現在、EUの政治的結束を脅かしている可能性がある」と指摘。「ユーロが崩壊した場合、EUの分裂につながるだろう。それは欧州だけでなく、世界の金融システムにとって破壊的な事態となる」と語った。

エコノミック・タイムズ紙によると、同氏は「(ユーロ圏危機は)2008年の危機よりも深刻で脅威になっている」と指摘した。

また、ミント紙によると、同氏はビジネススクールのイベントで、「債権国と債務国」の不均衡によって、一部のユーロ圏諸国は短期的に、さらなる緊縮財政措置を取る必要があるかもしれないと述べた。

「残念ながら、彼らは深刻な金融危機をまだ解決しておらず、状況悪化につながっている。しかも解決策が見つかるかも全く分かっていない」と指摘した。